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フラワーショップ&サロン CHA CHA DO| 門脇 まゆみさん

CHAnce! CHAllenge! DO! いつも前を向いて、人と人をつなぎ、幸せのお手伝い。

フラワーショップ&サロン CHA CHA DO| 門脇 まゆみさん
01.プロフィール

福岡県出身。小学生のとき、父親の転勤に伴い、山口県防府市へ移住。岡山大学教育学部卒。山口放送アナウンサーを経て、フリーアナウンサーとしてエフエム山口のパーソナリティー、司会業などに専念。結婚後、アメリカに単身留学。アメリカンフローラルアートスクールを修了後、1995年にCHA CHA DOを創業。周南市周陽の店舗からはじまり、周南市土井にある「旧日下医院」の店舗を経て、2018年に現在の周南市二番町に移転。一級フラワー装飾技能士をはじめ、日本フラワーデザイナー協会講師、マインドフルネスインストラクター、ミネラルヘルスコーチなど、さまざまな資格を取得。アイルランドで開催された第11回WAFA世界大会にて奨励賞を受賞。これまでの経験を活かして、婚活カウンセラーとして、2020年に結婚相談所「CHA CHA DO ヴィオレ」を開設。テーマカラーのバイオレットは「大丈夫よ」のメッセージ。花を手に、人と人をつなぎ、幸せのお手伝いをすることをコンセプトとしている。

02.モノとコト

「周南工場夜景ハーバリウム 旅するBIN」誕生!


コロナ禍で自粛生活が続くなか、周南市で頑張っている人たち、遠く離れたまちにいる人たち…会えない人たちをつなぎたい。そんな想いから誕生したのが、「周南工場夜景ハーバリウム 旅するBIN」です。

考案したのは、フラワーショップ&サロン CHA CHA DOのオーナー、門脇まゆみさん。ボトルの中には、周南市の港や工場夜景、カスミソウやアジサイなどのプリザーブドフラワー、貝殻が詰め込まれており、じっと見つめていると、小さなBINの中の世界に自然と心が引き寄せられていきます。

最初は、周南市の花であるサルビアをイメージした「レッド」、フルーツをイメージした「ビタミンカラー」、周南市の徳山下松港をイメージした「ブルー」の3つのハーバリウムを試作。そこからもっと周南市らしい商品にしたいとイメージしていったのが、周南市の工場夜景のシルエットでした。

「このハーバリウムを通して、たくさんの人に『周南市とつながっている』と感じてもらいたい。信頼できるスタッフ竹本舞の手先の器用さを活かせたらいいなという思いもありました。周南市は港を中心に発展を遂げてきたまちです。外国からさまざまな原材料が工場に届けられ、製品となって世界中に運ばれていく。あの光景を見ていると、世界とつながっているんだなって感じます。また、周南工場夜景をファンタジックな風景としてとらえモデルの一つとしていた絵本『えんとつ町のプペル』にも影響をうけました。」

 

地域のクリエーターとコラボして半年かけて完成

早速、親交のあった市内の企業「周南クリエイト」の中島伸博さんに工場夜景のシルエットを依頼することに。写真から描きおこしてもらい、縮尺のバランスを調整しながら、緻密なシルエットが完成しました。

さらにアイデアは続きます。工場というと無機質な印象を与えがちなことから、自然素材と組みわせることで、温もりのあるものをつくりたいと考えた門脇さん。手作り家具工房「きくや」の田中喬三さんに木製のフレームを依頼しました。

「どんなサイズ、どんな形がいいのか、何回も試作していただきました。木目を生かして、角は面取りするなど、細部までこだわっています。コロナ禍で大変な時期ではありましたが、みなさんと一緒に楽しみながら周南市らしいものをつくり上げることができたと思っています。」

小さなボトルに癒しとエールを込めて

「周南工場夜景ハーバリウム 旅するBIN」の工場夜景のシルエットは3種類。一つ目は出光興産株式会社と株式会社トクヤマのシルエット。二つ目は、そこに東ソー株式会社と周南大橋のシルエットが加わったタイプ。三つ目は、日本ゼオン株式会社、日鉄ステンレス株式会社のシルエットを加えたタイプです。また、株式会社トクヤマの煙突をモチーフにした縦長バージョンも仲間入り。こちらはLEDライトによる幻想的なライトアップも楽しめます。

「インテリアとしてはもちろん、ペーパーウエイトとしても使っていただけます。お土産や引っ越し祝い、永年勤続表彰の記念品、単身赴任のパパへのプレゼントとしてもおすすめです。このまちを思い出して、ほっこりしてもらえたら嬉しいです。写真をいただければ、オリジナルのシルエットもつくれるので、ぜひお問い合わせください!」

フローリスト、グラフィックデザイナー、家具職人の技術を結集してつくられた小さな世界。デスクの上に飾れば、優しい癒しとエールを運んでくれます。ふるさと納税の返礼品にも登録されているのでぜひ!

 

ふるさとチョイス

楽天ふるさと納税

 

03.インタビュー

「フラワーショップ&サロン CHA CHA DO」を営む門脇まゆみさん。アナウンサーを務めた後、アメリカでフラワーアレンジメントを学び、花屋に転身。人生の大半を周南市で過ごしてきました。2018年に現在の周南市二番町に出店。ショップ内にサロンと婚活相談所を併設し、人と人をつなぐさまざまな活動を展開しています。優しい笑顔と柔らかな声が印象的な門脇さんにお話をうかがいました。

華やかな世界に憧れてアナウンサーとして活躍

CHA CHA DOのオーナー・門脇まゆみさん

小さい頃からいつもそばに花があったという門脇さん。父親と一緒に散歩していると、両手いっぱいに野の花を摘むまで帰らなかったこともあったとか。それほど花は身近な存在だったといいます。好きな花は、「人が集まるサクラ」。金髪にバイオレットカラーのファッションという華やかな見た目とは違い、主役よりも、脇役として人の幸せを喜ぶ。そんな控えめな印象を受けます。

母親の勧めもあり、大学は教育学部を選択。「国語の教科書が上手に読める先生になろう」と考えてアナウンス教室を訪ね、さらに週末を利用して大阪のアナウンススクールにも通い始めました。周りはおしゃれで素敵な人ばかり。そんな華やかな世界に憧れて、門脇さんもアナウンサーになることを決意します。アルバイトをかけもちして、週末は大阪のスクールに通う日々。無理をしすぎて倒れたこともあったそう。一度決めたらやり遂げる。そんな芯の強さがうかがえます。

「先生からの『今からでは間に合わない。でも、いいものを持っているよ。』という一言が背中を押してくれました。大学のピアノ練習室でこっそり発声練習をしたり、夏休みを利用して東京の研修に参加したり…とにかく一生懸命で、わくわくしていた日々でしたね。」

努力の甲斐あって、地元の放送局に採用された門脇さん。アナウンサーとしての第一歩を踏み出しました。

バイオレットカラーのファッションが印象的

アメリカでアレンジメントを習得して花屋に転身

アナウンサーになって4年後、フリーに転身した門脇さん。エフエム山口のパーソナリティー、司会業など、多忙な日々を送ります。しかし、そんな活躍ぶりの中でもさらに成長を!という思いを抱えていたといいます。

「アナウンサーの仕事をしていて、たくさんの人にインタビューをするなかで気づいたのは、好きなことをしている人は幸せだということ。だったら、私は好きな“花”で30代をスタートしようと思いました。」

もともと趣味で生け花やフラワーアレンジメントを習っていた門脇さん。思い切ってアメリカに3カ月単身留学。フラワーアレンジメントのスキルを身に付けました。

日本に帰国すると、空前のフラワーアレンジメントブームが到来。門脇さんの噂を聞きつけて、習いたいという人が殺到し、自宅でも教室を開くことに。クチコミで生徒さんが増え、公民館や園芸店での講座も頼まれるようになり、キャンセル待ちが出るほどの人気ぶり。そこで、花屋として本格的に起業することを決心しました。

「起業するときに母から言われたのは、決して何でも屋にはならないこと。人から信用されるためには、一つのことを極めることが大事だと教わりました。そこで、アナウンサーの仕事はきっぱりやめて、花屋一本でいこうと決めました。」

バイオレットカラーのファッションが印象的

趣味、婚活…みんなの夢をかなえる場所として

1995年に周南市周陽地区にフラワーショップCHA CHA DOを起業した門脇さん。ちなみに、店舗名のCHA CHA DOは、CHACE・CHALLENGE・DOの意味。アナウンサー時代、緊張したときのおまじないとして唱えていたことに由来しているのだそう。

2007年には、周南市土井にある「旧日下医院」に2店舗目をオープン。ブライダル市場の活性化に伴い、会場装花やブーケなどの仕事が増えるようになりました。

「週末に何件ものブライダルの予約が入ることもしばしば。睡眠時間を削って取り組みました。ハードスケジュールをこなせていたのは、家族の理解と支えてくれる仲間がいたから。本当に周りに恵まれていたと思います。」

しかし、時代とともにブライダル業界は衰退傾向に。その影響は花業界にも及びました。このままではいけないと危機感を覚えた門脇さんは心機一転。最もやりたかったカタチをつくろうと考えて、2018年に周南市二番町に移転。花屋にサロンスペースを設けた「フラワーショップ&サロン CHA CHA DO」をオープンさせました。店内はバイオレットカラーの壁が印象的。ニュアンスカラーのトルコキキョウ、花の真ん中からちょんまげのように小さな葉が出たスカビオサなど、可愛くて珍しい花々が迎えてくれます。ショップの奥にあるスペースでは、自身が開くフラワーアレンジメントをはじめ、英会話、サルサ、シャンソン、読書会など、講師を迎えてさまざまな講座が開かれています。

「サロンには、子どもから大人まで、魅力的な方々が集まっています。さまざまなカルチャーやイベント、学びや出会いを通じて、お客様の夢をかなえたい。たくさんの喜ぶ顔を見たい。それが今の私のモチベーションです。」

さらに、「今の時代、男女をつなぐことも大事なのでは?」と親しい方に背中を押されて、2020年には結婚相談所「CHA CHA DOヴィオレ」も開設。婚活カウンセラーとして独身男女の出会いもつないでいます。

「婚活が加わったことで、フラワーショップとして人と人をつなぐ意味合いがさらに強くなりました。母が亡くなる前に、これまでの経緯を話したところ、私が30代の頃には『何でも屋にはならないでね』と言っていたのに、『やってきたことって、全て役にたつのね』と認めてくれたのは、とても嬉しかったですね。」

デリバリーは3,000円(税別)〜。バイオレットのバラでラッピングされた車で運んでもらえる

そのまま飾れるカップフラワーは自宅用にもちょっとした贈り物にも最適

CHANCE・CHALLENGE・DOをテーマに

人と人をつないでいきたい

今、周南市はJR徳山駅前を中心に新しいまちに変わろうとしています。門脇さんはまちの未来にどんな思いを抱いているのでしょう。

「一人のリーダーの力だけでまちを変えることはできません。まちが変わっていけるのは、隠れたリーダーがいることの証。陰ながらそうした人々を応援していきたいと思っています。」

好きな場所を聞くと「晴海親水公園」との回答。晴海親水公園はJR徳山駅の南側にある徳山湾に隣接する公園です。実は、この場所にずっと思い描いているアイデアがあるそう。

「ここに観覧車があったらいいなと思い続けています。カップルが乗り、プロポーズが成立したら、観覧車全体がピカピカと光る仕掛け。今日、誰かにハッピーな出来事があったんだなってまちの人もハッピーな気持ちになれる。想像しただけでもなんだかワクワクしてきませんか?」

楽しそうに語る横顔からは、いつまでも乙女心を忘れないチャーミングな人柄がうかがえます。

「自分が頑張るというよりも、これからはみなさんが主役として輝ける場所をつくりたい」と語る門脇さんに、これからの展望をお聞きしました。

「誰もが人に支えられている。人のつながりがあるからこそ安心して生きていけるのだと感じています。これからもCHANCE・CHALLENGE・DOをテーマに、そこに花がある幸せ、趣味を持つ幸せ、誰かと一緒にいる幸せ。この3つの幸せをかなえていきたいと思っています。」

みなさんも自分だけのCHANCE・CHALLENGE・DOを探しに、ぜひお店を訪れてみてください!

 

04.関連リンク

記事:小野 理枝 / 写真:川上 優

執筆時期:2022年1月

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